矯正治療中に起こるトラブルと応急処置の方法 1
矯正治療中には、予期せぬトラブルが起きることがあります。例えば、「ワイヤーが外れて刺さってしまった」「装置が取れてしまった」など。
そんなとき、すぐに歯科医院に行ければ良いですが、夜間や休日など、すぐの受診が難しいことも。
今回は、ご自宅でできる応急処置の方法をご紹介します!
✅ よくあるトラブルとその対処法
① ワイヤーの先が頬や唇に刺さって痛い
🔧 応急処置方法:
・清潔な綿棒やピンセットで、ワイヤーの先をそっと曲げて内側に寄せる
・痛みがある部分に、矯正用ワックスをつけて保護する
📌 無理に引っ張ったり切ったりせず、できるだけ早めに医院へ連絡しましょう。
② ブラケット(矯正装置)が外れた
🔧 応急処置方法:
・外れたブラケットが取れかかっている場合は、無理に引っ張らずそのままにしておく
・ブラケットが完全に外れた場合は、清潔なティッシュに包んで保管し、次回の来院時に持参する
📌 装置の位置がずれると治療計画に影響するため、できるだけ早めに受診を。
③ 歯が痛くて食べられない
矯正の調整後は、痛みを感じることがあります。これは歯が動いている証拠でもあります。
🔧 応急処置方法:
・痛みがひどい場合は、市販の鎮痛剤(ロキソニンなど)を服用
・おかゆ、ヨーグルト、スープなどの柔らかい食べ物を選ぶ
📌 痛みが長引く場合は、治療が合っていない可能性もあるため、クリニックに相談してください。